ロサンゼルスの中心に佇む天使のマリア大聖堂:神聖なる美と歴史を巡る感動の旅

太陽が輝き、風にそよぐヤシの木の影が長く伸びるロサンゼルスの中心に、壮大な姿を誇る天使のマリア大聖堂が佇んでいます。その存在はまるで神聖なる守護者のようで、一歩足を踏み入れると、まるで異世界へと足を踏み入れたような感覚に包まれます。今回はロサンゼルスのダウンタウン地区に佇むそう例な大聖堂について紹介します。
全米有数のカトリックの大聖堂
アメリカは日本と比較してキリスト教徒が多く、教会をいたるところで見かけます。その中でもロサンゼルスのダウンタウンに位置する天使のマリア大聖堂は、世界でも3番目に大きな大聖堂として知られています。この大聖堂はカトリックの大聖堂で、ロサンゼルスの大司教区の本拠地としても機能しています。管轄エリアで暮らすカトリック信徒は約400万人とも言われており、その信徒のために大司教がミサをあげる大聖堂と位置付けられています。ただし、教会の礼拝は誰でも参加でき、ここ天使のマリア大聖堂も例外ではありません。
スペインの有名な建築家であるホセ・ラファエル・モネオ氏が設計したもので、外観は教会のようには見えないモダンなスタイルとなっています。外壁の素材には明るいベージュ色のコンクリートが使われるなど、南国らしいトロピカルな雰囲気に仕上がっている点が大きな特徴です。
聖堂内は広大で厳かな空間が広がる

天使のマリア大聖堂に足を踏み入れると、そこは広大な空間が広がっています。吹き抜けの空間には柱が使われておらず、広く開放的、しかも自然光が入って明るい空間が広がっています。しかしそうした開放的な空間の中でも、やはり教会ということもあり神聖な雰囲気を感じられます。
この空間はただ広いだけではありません。教会としてパイプオルガンを演奏することを想定し、音響効果という点でも計算されつくしている点が大きな魅力です。ミサは毎日行われているので、ロサンゼルスを観光した際にはぜひ足を運んでみて下さい。普段の心の汚れとか重くこびりついているものがすっきりと剥がれ落ちるような効果を体感できます。
聖堂内には洗礼盤と呼ばれる、水を溜めておく場所があります。これは主イエスを神として受け入れ、クリスチャンとなる儀式である、洗礼の時に使われますが、天使のマリア大聖堂では誰でも気軽に自分の手で聖水を取り、自分の体につけることができます。
そのため、わたしはカトリックの信徒ではありませんが、神父に案内され、実際の洗礼と同じように聖水を手に取って3回わたしの頭につけました。
信仰生活そのものを表している大聖堂の建築
この教会はたくさんの人が足を運ぶことを想定して設計されています。人の動線や採光を工夫することで、大勢の人が聖堂に入っても機能的に動きやすく混雑を感じさせない設計となっています。しかも大聖堂は意図的にアシメトリーなデザインになっていて、他の大聖堂とは大きな違いが感じられます。
中でもわたしの印象に残っているのは大聖堂の入り口が狭い登り坂になっていて、そこかを登り切って右に曲がると広い礼拝堂の空間が現れてそこから聖壇に向かって下り坂になっているという造りです。これは、礼拝堂を天国に見立てて、そこに至るまでの狭い回廊はこの世の苦難を表しています。
人気の観光スポットとしても高評価
天使のマリア大聖堂は誰でも自由に見学できます。カトリックの信徒でなくても気軽に入れますので、美しい建築を観たい方や、キリスト教の大聖堂に興味があるにとって大満足の体験ができるでしょう。



























































