ダウニー中心地に建つコンドミニアム、エンバシー・スイーツの隣接するレストラン、Mimi’s Cafeの魅力に迫る
ロサンゼルス郊外の街、ダウニーにあるエンバシー・スイーツに宿泊する方々には、ぜひ一度訪れてほしいレストランがあります。それが、エンバシー・スイーツの隣に位置する「Mimi’s Cafe」です。このレストランは、地元の人々だけでなく、観光客にも人気の場所で、美味しい料理と心地よい雰囲気が特徴です。今回は、Mimi’s Cafeの魅力についてご紹介します。
目次
ホテルと同じ区画にあるレストラン
Mimi’s Cafeは、エンバシー・スイーツと同じ区画にあるため、ホテルに宿泊する方々にとって非常に便利です。徒歩数分でアクセスできるため、朝食やランチ、ディナーを楽しむのに理想的な場所です。また、ホテルの宿泊客だけでなく、近隣の住民やビジネスマンにとっても、気軽に訪れることができる場所となっています。
この便利さは、旅行中に時間を節約したい方にとって非常にありがたいポイントです。エンバシー・スイーツでリラックスした後、すぐ隣のMimi’s Cafeで食事を愉しむことができるので、時間を有効に使うことができます。また、長時間の観光やビジネスミーティングの後に、わざわざ遠くまで行かずに美味しい食事を味わえるのも魅力の一つです。
カーペンター一家がよく通っていたレストラン
Mimi’s Cafeは、1970年代に世界的な名声を得た音楽グループ、カーペンターズのメンバーであるリチャードとカレン・カーペンター、その家族がよく通っていたことでも知られています。ダウニーはカーペンターズのお膝元であり、彼らはこの街で多くの時間を過ごしました。Mimi’s Cafeは、家族での外食の際に頻繁に訪れていた場所で、彼らにとって特別な思い出が詰まったレストランです。
ここに来たらぜひ食べておきたい、ジャンバラヤ
Mimi’s Cafeに来たら、ぜひ試してほしいのが「ジャンバラヤ」です。この料理は、アメリカ南部のクレオール料理の一種で、スパイシーなソーセージ、エビ、チキンなどを使ったボリューム満点の一品です。ジャンバラヤは、もともとはルイジアナ州を中心とした地域で人気のある料理ですが、その美味しさと独特の風味から、多くの人々に愛されています。
Mimi’s Cafeで提供されているジャンバラヤ。もともと水分が少ないインディカ米を使用しているが、ソースと絡んで適度に水分を吸うので、ジャポニカ米と遜色なく味わえる。
ジャンバラヤという料理が、そのままハンク・ウィリアムスの1952年のヒット曲「Jambalaya (On the Bayou)」のタイトルとしても使われました。ウィリアムスの楽曲は、ルイジアナの風景や文化を色濃く反映しており、その中でジャンバラヤという料理も紹介されています。その後、カーペンターズが1973年にこの曲をカヴァーし、大ヒットを記録しました。カーペンターズのカヴァーにより、ジャンバラヤという料理名はさらに広く知られるようになり、彼らの音楽と深く結びついています。
Mimi’s Cafeでは、このクレオール料理をライスかマカロニのどちらかを選んで愉しむことができます。特にライスはインディカ米を使用しており、ソースとよく絡んで適度な水分を吸収するため、食べ応えのある食感が愉しめます。料理の背景とカーペンターズの楽曲にまつわるエピソードを知りながら、この特別な一品を味わうのも、ダウニーを訪れた際の愉しみの一つです。
Mimi’s Cafeでダウニーとカーペンターズの魅力を堪能しよう
Mimi’s Cafeは、エンバシー・スイーツに宿泊する方々やダウニーの訪問者にとって、素晴らしい食事体験を提供してくれる場所です。便利な立地、家庭的な雰囲気、そしてカーペンターズ一家との特別なつながりが、このレストランを一層魅力的なものにしています。ジャンバラヤをはじめとする多彩なメニューを愉しみながら、カーペンターズが愛した街、ダウニーの魅力を味わってみてください。
この記事で紹介したカーペンターズの名曲「ジャンバラヤ」が聴ける作品
カーペンターズがカヴァーした楽曲「ジャンバラヤ」は1973年に発表された彼らの5枚目のオリジナル・アルバム『ナウ＆ゼン』で聴くことができます。この作品には「ジャンバラヤ」の他にもセサミストリートの挿入歌で知られ、多くの方に歌われ続けている「シング」や、カーペンターズ不朽の名曲、「イエスタデイ・ワンス・モア」なども収録されており、まさにカーペンターズ黄金期の作品と呼ぶに相応しい内容となっています。
また、アルバムのジャケットに描かれている家は当時カーペンター一家が住んでいた場所で、今もダウニー市内に建物の一部が残っています。
