東武ワールドスクエア:世界の名建築を愉しむテーマパークの魅力
栃木県の日光市にある東武ワールドスクエアは、まさに世界中を一度に巡る魅力的な冒険の扉を開けるテーマパークです。ここでは、世界各国の名建築が息を吹き返し、歴史や文化が躍動する特別な空間が広がっています。訪れる度に異なる国々を巡り、その土地の魅力に触れながら、まるで世界旅行をしているかのような感覚が味わえます。今回は、そんな東武ワールドスクエアがどのような魅力を秘めているのか、その一端を紹介します。
建築のミニチュアが120点展示されているテーマパーク
東武ワールドスクエアは、世界中のランドマークがミニチュア版となって展示されているテーマパークとして人気があります。展示されている建築物の数は120点もあり、そのすべてが実際の建築物を25分の1スケールで縮小し、細部までしっかり再現されているという点が大きな魅力です。建築物に興味がある方はもちろんのこと、海外旅行が好きな方、また世界のランドマークをミニチュア版で良いから見てみたいという方にとっては、一度は足を運びたいテーマパークと言えるでしょう。
わたしは、東武ワールドスクエアへ秋に足を運びました。そのため、パークにある建物と周りにある山の紅葉とのコントラストが非常に美しかったです。
世界中のランドマークが集結
東武ワールドスクエアには、一度は見てみたい世界の建築物がたくさんあります。例えば、エジプトの三大ピラミッドはミニチュアとはいえ、圧倒的な存在感を感じることができます。その他にも、フランスの凱旋門やエッフェル塔、イタリアならミラノ大聖堂、アメリカからは自由の女神などが展示されていて、見どころは満載です。
世界中から人が集まる建築物の中には、日本に存在するものもあります。例えば、東京スカイツリーのような近代的な建物もあれば、金閣寺や春日大社など歴史を感じさせてくれるものもあります。これらが「日本ゾーン」としてコンパクトにまとめられており、一つ一つを近い距離から堪能できます。
東武ワールドスクエアは、エリアごとに6ゾーンに区分されています。上記の日本ゾーンはその中の一つなのですが、日本は歴史的な建造物を展示する日本ゾーンと、近代建築物を展示する現代日本ゾーンの2つのエリアがあります。
海外のゾーンでは、アメリカゾーンやアジアゾーン、エジプトゾーンやヨーロッパゾーンなど、地理的に分かれています。
パーク内のグルメもおすすめ
東武ワールドスクエア内には、4つのレストランがあります。
中でもわたしのおすすめは日光特産の湯葉が食べられる「和心(まごころ)」で、様々な湯葉料理を味わうことができます。
建築物を展示するテーマパークらしいメニューも多くありますし、映えるグルメもたくさんあります。例えば、エビとカツの盛り合わせカレーです。きっとタワーを見立てたデザインなのでしょうけれど、なんとエビがご飯の上に垂直に立っているのです!ランドマークの土台のような白米の周囲には、海を例えたカレーが取り囲んでおり、その美しい姿は、お食事をいただく前に記念撮影をしなければいけないという衝動観念にかられたほどです。
世界の建築と文化が息づく、特別な冒険の場
東武ワールドスクエアは、建築と文化の宝庫が詰まった素晴らしい場所です。世界各国の名建築をリアルなスケールで再現し、その美しさや歴史的な価値を感じることができます。一歩足を踏み入れるだけで、まるで異国の地に足を踏み入れたかのような臨場感が広がります。東武ワールドスクエアは、訪れる者に世界の多様性を学び、楽しむ機会を提供してくれる、まさに特別なテーマパークです。建築ファンや旅行好きの心をくすぐる、新しい冒険が待っています。